
年度初めの昇進で同期入社の同僚が私より先に部長になりました。自分の方が先に部長になれると思っていたのですが、今の会社は自分を評価してくれません。評価してくれる会社に転職をしようと思いますが、どうでしょうか。
1.出世することが自分の仕事をする価値観なのか考えてみる。
確かに自分の方が先に昇進すると思っていた場合には、同僚の方が先に出世することを悔しいと感じるのは理解できます。しかし、大きな組織ほどさまざまな力関係が働いていて、特に人事は、本人の力量とは無関係に理不尽な決定が下されることもあるものです。
企業で出世することが、あなたの仕事をする価値観であるなら転職するしかないでしょう。でも出世することがあなたの仕事の価値観なのでしょうか?
多くの人は仕事に対し、専門的スキルを高めたい、世の中に認められる仕事がしたい、仕事をすることで達成感を味わいたいなどの価値観を持っていることが多いと思います。もし、仕事の価値観が「出世したい」ことであるならば、自分を高く評価してくれる会社に転職をするのは十分な動機になりますが、そうでないならば一時の感情で動くべきではありません。
2.環境が変わると良い事もあり、悪いこともある。
同じ職場でも職位が変わると仕事をする環境が変わってきます。特に経営層に近づけば近づくほど現場の仕事が少なく、スタッフの業務管理等のマネジメント業務が多くなり、現場での仕事をすることができなくなります。将来を考えるとじっくり腰を据えて現場での経験を多く積む方が良い場合もあるでしょう。
また、力不足で昇進する場合、思うように力が発揮できず本人が思い悩むというケースも多く実際に見られます。必ずしも、早いタイミングで昇進することがビジネス人生でよい結果になるとは限りません。